川内原発の再稼働審査・汚染水問題に関する政府交渉

魚ずみ・くまがいは今日4/30参議院議員会館101にて行われた「川内原発の再稼働審査・汚染水問題に関する政府交渉」に参加しました。

・川内原発の再稼働審査における火山の影響評価について
・川内原発の原子力防災、避難計画について
・福島第一原発の汚染水問題、川内原発の汚染水対策について

市民側は、事前に政府に対して上記の質問を紙面で渡していたのに、
政府の方々から返ってきたのは、具体性の全く無い、要領を得ない返答でした。

審査基準をつくる原子力規制委員会の中には、火山の専門家は一人もいないのに、それで火山の噴火の審査基準を決めてしまっているとか、
福島の汚染水問題の原因がはっきりしていない上に対策もできていない状況なのに、川内原発の汚染水対策は特に講じていないとか、

とにかく信じがたい程に阿呆らしい内容しか 政府の方々は話しませんでした。
自分たちに、原発事故が起きた際の責任があるということすら、元々考えていないようでした。

これで川内原発を再稼働しようと言うのですから、滅茶苦茶です。
いかに政府がお粗末な考えしか持っていないかよくわかりました。

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会の島田さんはじめ、鋭い質問を投げかける女性の方々によって、政府の無策が改めてわかりました。

こんな状態で、川内原発の再稼働など到底許せるはずがありません。

馬鹿馬鹿しい返答しか返ってきませんでしたが、こういった政府交渉をし続ける必要があると感じました。

(くまがい)